食事のスタイルと人間関係のバランス
子供のころにマンガか何かで
「焼肉食べてる男女は深い仲だ」
的なことを書いてあるのを見たことがあって、子供ゴコロに
なんじゃそりゃ?
と思っていたのだが
そんな事もスカっと忘れていた先日。
某さん(もちろん♂、女子の友達いませんし)
と2人が焼肉のタレにガッツリにんにくを入れていたのを見て
「これか・・・」
と思った。
くっさくなるからデート向きじゃない、って意味?
それすら気にしないくらい深い仲の男女なら焼肉行けるって意味なのか?
話は少しズレるが
お客様に
「スイマセン、スパゲティーニンニク抜きでお願いします」
と言われたら、この客はアホだ、と思うことにしているのだが
(説明は面倒なので割愛)
確かに、ラーメンとか焼肉のタレに生のおろしニンニクを
ダボっ
と入れるのはちょっとね。
相手によっては考えるかもね。
とかいいつつ、ワタシもタレにニンニクを入れたが(笑)
しかしその時に、某さんと食べ物の話になって。
食べ物の好みがまったく無いのもアカンけれども
好き嫌いの激しいヤツは話にならん、とか色々言ってて
ふと思ったのが
「食べ物のセンスが合わないヤツとは一緒に居られない」
って事だ。と気づいた。(やっと)
たとえばウチの同居人は、そうとう好き嫌いが激しい。
本人は「そんなに嫌いな物は無い」と言い張っている(気づいてない?)が
肉、魚の刺身はいっさい食べれない。
納豆ダメ、魚の卵ダメ、生たまごもダメ。
食べなれてない物にも基本、手を付けない。
ブリ寿司とか発酵食品的な物もぜったい食べない。
食べたことが無いモノをとりあえず
「食べてみようかな」
というチャレンジ精神(?要るんかそんなもん)が無い。
でも、知り合いにはもっともっとひどい偏食のカタマリみたいな人は
イイ大人でもけっこう居て。
しかも、それが恥ずかしいことでもなんでもなくて。
平気で「〇△と、□×☆〇は食べられないのでー」って言うのがスゴイなぁっていうか。
でもね。
そんな人は相当数いるんだから、恥ずかしいことでも何でもないんです。
ただね、ワタシとは合わない、ってだけで。
偏食くんは、偏食ちゃんと仲睦まじくやってくれればOKなワケで。
で、ワタシ的にも友人をおおざっぱに分類してみたら
食べ物の嗜好が許せる人は、一緒に居ても苦痛にならないんですよね。
ま、もっと言うとやっぱりワタシが刺身大好きなのに、
刺身食えないヤツとは一緒に暮らせないんですよ。
食べ物の好みだけじゃなくて、他のことでも。
生活のスタンスというか、スタイルというか、考え方というか
生まれ育った家が、イチバン落ち着くってのは
家族と食事のスタイルが一緒だから、なんじゃないの?
そこで、焼肉に話は戻るんだが
ロースじゃなくて、ハラミだろ!!
とかいう肉の部位の好みもモチロンあるのだが
焼肉
に関していえば
焼き方にもスタイルがあるでしょ。
皿に盛られた肉をドバーっと網にのせちゃう人とか
自分が今食べる分だけを自分でそれぞれちまちま焼いていきます、とか
焼き奉行の方に全部おまかせ、とか。
このスタイルが合う人じゃないと、一緒に焼肉ってたぶんちょっと辛いんだよね。
あとね、
最近は生肉キケン!!みたいな条例的なアレで
肉焼くのはこの箸でお願い的な専用の箸なりなんなりが置いてる店がほとんど
だけど、やっぱり面倒でついつい自分の箸で
肉を裏返しちゃったりする。
そしたら、対面の座ってる人の箸と自分の箸がニアミスしそうになるじゃない?
そんな時に一瞬「ゲッ」って思っちゃうのはワタシが潔癖風なのかもしれませんが
それが「ゲッ」って思わない人もいるんですよ。
それってどんな人?って言われると困るんですけどね。
実際に対面にいた人と箸がニアミスしても「ゲッ」ってならなかった人が
ゲッてならない人です、って言うしかないもん(笑)